トレード機会の多さ [FX]
プロフィットファクターの値が大きいほど優秀なシステムであるかのように受け取られがちですが、これは“片手落ち”です。
一般的に、プロフィットファクターの値を大きくするにはエントリーサインを出す条件を厳しくしなければなりません。当然、サインの出る回数が減ります。
つまり、取引回数を犠牲にしてプロフィットファクターの値を大きくするわけです。プロフィットファクターの値が良くても、トレード機会が極端に少なければ、利益は大きくなりません。
トレード機会が少ないな~と感じたら、プロフィットファクターを下げて取引回数を増やした方が全体の利益は増えるかもしれません。
でも、購入した自動売買システムではそんな事はできませんよね。
そんな場合には運用するシステムの数を増やすことで、トレード機会を多くすることを考えるべきでしょう。コストがかかるのがデメリットですが、前回紹介したGem-Trade(ゲムトレード)を利用すれば無料でEAを調達する事ができます。
Gem-Trade(ゲムトレード)というサービス [FX]
Gem-Trade(ゲムトレード)という、比較的新しいサービスがあります。このサービスは、FX自動売買システムのEA(Expert Adviser)を好きなだけ無料で使う事ができます。
つまり、タダでFX自動売買(しかも、ポートフォリオ運用)を行う事ができるのです。
ただし、利用者登録して指定の証券会社で口座開設し、2,000ドル以上の資金で運用することが必要です。その点に関しては縛りがあるのですが、それ以外のコストは発生しません。
自動売買システムは、とにかく高いものが多いです。コストをかけずにFXの自動売買を始めたい人にはいいかもしれません。
ただし、60種類以上あるEAのパフォーマンスの見極めだけはしっかり行ってください。そこまでは保証していないはずなので。
米国製FX自動売買ソフト [FX]
米国は投資先進国です。ご存知の通り、投資関係のブームはいつも米国から入ってきます。
であれば、FXの自動売買ソフトも米国製に一日の長があるんじゃない?
と思ったりします。しかし、米国製のFX自動売買ソフトを使おうと真剣に考えている個人投資家は非常に少ないのではないでしょうか。
その理由は、海外の販売者から購入し、海外の証券会社に口座開設し、ソフトは英語だからでしょう。売買ロジックがどうのこうのではなく、「外国製」であることで敷居が高いんですね。
世の中には、米国製FX自動売買ソフトを利用できるようにするためのマニュアルがあります。例えば、「フォレックスショッカー」を利用するための、
などがその例です。米国製FX自動売買ソフトに興味のある方には役に立つのではないでしょうか。
複数ロジックのFX自動売買ソフト [FX]
単一のロジックでは、どうしてもドローダウンを避けることができません。少しでもドローダウンを小さくして安定したパフォーマンスを実現するため、複数のロジックを並行して運用するFX自動売買ソフトが増えています。
現状は2~数個程度のロジックが多いようです。
もちろん、性格的に合い補い合えるような組み合わせにします。
異なる通貨ペアのロジックを組み合わせたり、得意な相場が全く異なるロジックを組み合わせたり、異なる時間軸のロジックを組み合わせたり、・・・
いろいろな組み合わせ方が考えられます。
なかには、攻めのロジック(利益を取りに行くロジック)と守りのロジック(含み損をリカバリーするロジック)を組み合わせているFX自動売買ソフトもあります。
FXの自動売買ソフト [FX]
個人的な印象で言えば、全体の7~8割りがFXでしょうか。
FXは1日中取引が可能ですが、どの時間帯に取引を行うかによって自動売買ソフトの「性格」がわかります。
① 値動きの激しい時間帯に絞ってトレードする
② 値動きの少ない時間帯に絞ってトレードする
③ 特に時間帯を絞らない
①は短期的に大きく儲ける事を重視したタイプ、②は大きなリスクを回避してコツコツ利益を積み上げるタイプです。
最近は②のタイプが少し目につくようです。例えば、「凪」というシステムがその例です。参考にして見てください。