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“プロのまね”をする自動売買(その2) [一般]

FX賢者の選択」というFX自動売買システムに代表される「シンクロトレード」(「コピートレード」とも言う)は、ユーザ側の心構えによって次の両極端に分かれます。


● ユーザのトレードスキルが全く上がらない場合
● ユーザのトレードスキルが凄くあがる場合


天才的なトレーダーの売買をリアルタイムにマネするわけなので、ほったらかしておいても月次くらいで見れば利益が蓄積していくでしょう。しかし、これではユーザのスキルは何も上がりませんね。


一方、天才的トレーダーの売買をじっくり観察して研究すれば・・・


これは、非常に勉強になります。通常、トレードの手法や戦略は過去のチャートをもとに学びます。しかし、後付の理屈に過ぎない事も多々あるんですね。


それに対して、現在進行形で利益を上げていくプロセス(と損切りするプロセス)をつぶさに見れるのです。ハイレベルなトレーダーを目指す人にとって、非常に価値のある“教材”でしょう。



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“プロのまね”をする自動売買 [一般]

特定のプロが行うトレードをそっくりそのまま“まね”る自動売買システムがあります。


実際には、プロの売買がリアルタイムにシグナルとして配信され、それをシステムが受信して自動的に実行するのです。もちろん、ユーザの口座で、です。


例えば、「FX賢者の選択」というFX自動売買システムがその例です。


システムの中心にいるプロトレーダーを信頼できるなら、1つの選択肢になります。少なくとも、ポートフォリオの1つに加えてもよいのではないでしょうか。



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自動売買ソフトのメンテナンス [一般]

 

どんな自動売買ソフトも、単一ロジックでは成績にムラができます。相場に合っている時は成績がよく、そうでない時には成績が落ちます。


成績が落ちてもプラスの利益を維持できれば素晴らしいのですが、一般的にはドローダウン(資金の目減り)が拡大します。


その影響を和らげて運用成績を安定させるテクニックがポートフォリオです。得意な相場の異なるロジックを並行に運用して、全体で安定した収益を得るものです。


しかし、もっと直接的な方法はロジック自体をメンテナンスすることです。


従来、購入した自動売買ソフトは、メンテナンスできないのが当たりまえでした。全体としてこの状況は変っていませんが、一部のソフトで簡易的なメンテナンスを行えるものがチラホラ見受けられるように思います。


ユーザがメンテナンスできるソフトが今後増えるのかもしれませんね。


 



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ショック相場 [一般]

今日の日経平均は、終値ベースで前日比1,000円安以上の大暴落となりました。原因は、もちろん、震災と原発事故関係への懸念です。


こういった突発的事象に伴う相場の一方的な動きをショック相場などと呼ぶことがあります。ショック相場では、一般的な相場と同じロジックでは大きなドローダウンに見舞われる可能性があります。


自動売買ソフトでも、ショック相場専用のロジックを搭載しているものがあります。


一方、自分の運用している自動売買ソフトがショック相場に対応できていない可能性がある場合には、運用ルールでリスクを回避するのが無難です。


ショック相場は原因がハッキリしているので、一般の個人投資家でも普通の相場と異なることがわかります。値動きの激しい期間(ボラティリティの大きい期間)だけ、自動売買ソフトの運用を停止するのが、最も簡単な対策です。


 



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システムポートフォリオ [一般]

複数のシステムを組み合わせて並行運用することを「システムポートフォリオ」と言います。組み合わせるシステムは、なるべくお互いの弱点を補い合えるものが理想ですが、例えば、次のような組み合わせ方が考えられます。


■ トレンドに強いシステムとレンジ相場に強いシステム
■ 順張りタイプと逆張りタイプ
■ 超短期・短期・スイングなど、時間軸の違う組合せ
■ 異なる通貨ペアの組合せ(FXの場合)


大原則は、個々のシステムが単体でも利益を出せること。その上で、不調な時に他のシステムがカバーしてくれれば、ドローダウンが減って精神的にも楽になります。


最近では、既にポートフォリオの形になっている自動売買ソフトが増えてきました。そのようなソフトでは、自分でポートフォリオを組む必要がないという利便性があります。また、少ない資金でポートフォリオ運用ができる事を“売り”にしているものもあります。


 



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自動売買と裁量判断 [一般]

システムトレードに裁量判断を加える、というトレードスタイルがあります。例えば、サイン通りに注文するかどうか、最終的にトレーダーの裁量で判断するのです。そうする事によって、運用成績が上がるというのです。


このスタイルについては賛否両論があるようですね。


私の考えとしては、もともと裁量トレードでも勝てるのであれば裁量判断のフィルターを通せば良いし、裁量トレードで勝てないのであれば余計な事をせずにシステムに任せるのが無難だと思っています。


自動売買の場合には注文まで自動的に行われるので、どっちにせよシステムに任せざるを得ません。


しかし、システムを停止させたり再スタートさせたりするのはトレーダーの裁量判断です。裁量トレードで勝てないのであれば、裁量判断でシステムを止めてはいけません。(予め決めたシステム停止条件でのみ停止可)



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米国製FX自動売買ソフト [FX]

米国は投資先進国です。ご存知の通り、投資関係のブームはいつも米国から入ってきます。


であれば、FXの自動売買ソフトも米国製に一日の長があるんじゃない?


と思ったりします。しかし、米国製のFX自動売買ソフトを使おうと真剣に考えている個人投資家は非常に少ないのではないでしょうか。


その理由は、海外の販売者から購入し、海外の証券会社に口座開設し、ソフトは英語だからでしょう。売買ロジックがどうのこうのではなく、「外国製」であることで敷居が高いんですね。


世の中には、米国製FX自動売買ソフトを利用できるようにするためのマニュアルがあります。例えば、「フォレックスショッカー」を利用するための、


フォレックスショッカー 完全攻略パック


などがその例です。米国製FX自動売買ソフトに興味のある方には役に立つのではないでしょうか。

 



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複数ロジックのFX自動売買ソフト [FX]

自動売買で一番気になるのはドローダウンでしょう。ロジックが相場に合わなくなれば、ドローダウンが拡大します。


単一のロジックでは、どうしてもドローダウンを避けることができません。少しでもドローダウンを小さくして安定したパフォーマンスを実現するため、複数のロジックを並行して運用するFX自動売買ソフトが増えています。


現状は2~数個程度のロジックが多いようです。


もちろん、性格的に合い補い合えるような組み合わせにします。


異なる通貨ペアのロジックを組み合わせたり、得意な相場が全く異なるロジックを組み合わせたり、異なる時間軸のロジックを組み合わせたり、・・・


いろいろな組み合わせ方が考えられます。


なかには、攻めのロジック(利益を取りに行くロジック)と守りのロジック(含み損をリカバリーするロジック)を組み合わせているFX自動売買ソフトもあります。



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FXの自動売買ソフト [FX]

FXの人気を反映して、自動売買ソフトが最も多く発売されているジャンルもFXとなっています。


個人的な印象で言えば、全体の7~8割りがFXでしょうか。


FXは1日中取引が可能ですが、どの時間帯に取引を行うかによって自動売買ソフトの「性格」がわかります。


① 値動きの激しい時間帯に絞ってトレードする
② 値動きの少ない時間帯に絞ってトレードする
③ 特に時間帯を絞らない


①は短期的に大きく儲ける事を重視したタイプ、②は大きなリスクを回避してコツコツ利益を積み上げるタイプです。


最近は②のタイプが少し目につくようです。例えば、「凪」というシステムがその例です。参考にして見てください。



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自動売買ソフトの評価方法 [評価]



自動売買ソフトの評価はバックテストとフォワードテストで行います。まず、バックテストで評価を行いながら売買ルールを構築するのですが、一般的にはその作業に膨大な手間と時間がかかります。


自動売買ソフトの販売サイトには、必ずバックテストデータに基づく評価の記載があるはずです。もし、それが見当たらなければ、購入を見送った方がよいかもしれません。なぜなら、販売者が必ず持っているはずの情報なのに、それを示していないのは、“何か問題がある”と考えられるからです。


しかし、バックテスト結果だけでは安心できません。バックテストによって売買ルールを決めた後の実売買(フォーワードテスト)でも、ちゃんと良い運用成績が出ているかどうかを確認しておきたいところです。


最近の自動売買ソフトの販売サイトを見ると、実売買の結果を記載してあるものも増えてきました。中には、リアルタイムで更新しているサイトもあります。


バックテストやフォワードテストの結果を評価するときには、注意してみるべきポイントがあります。


● テスト期間

“テスト期間は短くても大丈夫”という人もいますが、やはり、いろいろな相場局面を含んでいた方が安心できます。できれば、バックテストは10年以上、フォワードテストは2年以上あるとよいですね。


● プロフィットファクター(PF)

勝ちトレードの利益総額を負けトレードの損失総額で割った値がプロフィットファクターです。プロフィットファクターは1.5以上欲しいところですが、高ければよいとも限りません。

プロフィットファクターが3.0以上になってくると、過去のデータに最適化しすぎている疑いが大きくなってきます。いわゆる、カーブフィッティングの状態で、そのような自動売買ソフトは実運用で機能しません。フォワードテストの結果が重要なのは、カーブフィティングの有無を評価するためです。


● ドローダウン

自動売買ソフトでも、売買を続けるのか止めるのかは人間が判断します。ドローダウンが大きいと、精神的に耐えられずに自動売買を停止してしまいます。その意味で、ドローダウンは重要なのです。

一般的には、ドローダウンは20%未満が望ましく、10%未満なら優秀な成績であると考えられます。



初心者が気にする“勝率”は、さほど重要ではありません。勝率が高いから儲かるとも限りませんし、トレードのスタイルによっても大分違うからです。例えば、スキャルピングの自動売買ソフトでは、一般に、勝率が高くなる傾向があります。



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